分譲地選びは土地の形状も重要なポイント!代表的なタイプを知っておこう!

分譲地選びは土地の形状も重要なポイント!代表的なタイプを知っておこう!

広い土地のままだと価格が高額になり、購入可能なお客さんが限定されることになります。
例えば、坪80万円の物件が100坪となったとき値段が8,000万円になるので、これを買うことができる人は限定されるなどの意味です。
そこで、80坪の広さを3つなどに分けて売ることで1区画当たりの価格が下がるのでマイホームを購入したい人の予算に届くなどのメリットを持ちます。
これは分譲地の特徴の一つでもあり買いやすい広さにしているわけです。
一口に分譲地といっても3~4区画程度の物件もありますし、逆に20区画などのように選択肢が多数あるものもあるなど様々です。
北側道路や南側道路、西側や東側など1つの分譲地には日当たりの良し悪しが決まるなどの特徴もあり、人気が高い方角や土地の形状などは最初に売れてしまうことも少なくありません。
敷地の形状は建物を作る上で重要な要素を持つので、代表的なタイプを把握しておくことをおすすめします。

メリットの多い角地は分譲地の中でも人気の高い場所

きれいに整地された区画が並ぶ注文住宅用の分譲地で、最も人気の高い場所に挙げることができるのが「角地」です。
定義にはさまざまなものがありますが、一般的には土地の2面が交差する道路に接している場所、交差点の隣にある土地と考えて良いでしょう。
分譲地の場合には、きちんとまっすぐに整えられた道路が地域内を通っていますので土地の形も整っており、隣家に接する面が1つ減りますから開放感を得られやすい場所であるといえます。
道路には今後も家が建設されることがありませんので、採光や通風を2面から確保し続けることができる点、駐車スペースを好みの場所に設定しやすく家の設計の自由度も上がる点など、多くのメリットがあります。
そのため分譲地内の他の土地と比較するとやや高額な設定となっていることがありますので、購入時にはよく検討することがおすすめです。
特に人気の高い角地は南東や南西向きで、日当たりに優れた良好な住環境を得られます。
購入予定の分譲地を訪れる際には、どこに住宅を建設するのかしっかりとイメージを持つと、より良いでしょう。

著者:奧山藍子

筆者プロフィール

岡山県岡山市生まれ。
不動産関係の会社に営業として勤務。
今回は分譲地についてまとめた記事を書きました。